古川タク
アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家。 1941年、三重県に生まれる。在学中に、ノーマン・マクラレンや久里洋二の作品に出会う。63年に久里洋二実験漫画工房入社、アニメーションの技法と思考を学ぶ。70年に独立してタクン漫画BOXを設立。69年より『牛頭』(第7回アヌシー映画祭入賞)を始めとしてシンプルな短編アート・アニメーションの傑作を次々に発表している。 イラストレーターとしても、67年に椿近代画廊で初めての個展を開き、画集『ザ・タクンユーモア』(79年、第25回文芸春秋漫画賞)ほか、数々の画集・絵本を著す。 NHKのテレビ「みんなのうた」のアニメーション、CMアニメーションなどで幅広く活躍。 日本アニメーション協会会長。自称、日本一のマイクロぜんまい玩具のコレクター。