もりやすじメモ帖 2011. 05. 09

もぐらノート〜もりやすじ画集2〜・出版記念制作

2006年2月に発売された画集出版の記念に制作されました。


大人気の「どうぶつワッペン」のイラストから、うさぎ、りす、くま、いぬの4種類がうすい青色でかわりばんこに印刷されています。

もりやすじ・絵はがきセット 2011. 05. 09

もぐらノート〜もりやすじ画集2〜・出版記念制作

2006年2月に発売された画集出版の記念に制作されました。

もりさんのかわいいイラストレーションが12枚のポストカードになりました。
イラストはすべて「もりやすじ画集」「もぐらノート」に収録されたものです。
たてよこ各6枚の組み合わせ。

もりやすじ・お出かけトートバッグ 2011. 05. 09

もぐらノート〜もりやすじ画集2〜・出版記念制作(完売)

2006年2月に発売された画集出版の記念に制作されました。


A4サイズ・裏表にプリントつき。

野村辰寿個展 Tails of Tales~物語のしっぽ~ 2011. 05. 09

ガラスを使って多層的に構成したイラストボックスなど
アニメーション作家ならではの平面を超えた世界を目指した
人生初のギャラリー個展です。
MAYA2では『ストレイシープ』の原画などの展示もいたします。

野村辰寿
多摩美術大学グラフィック・デザイン科卒業。
大学在学中に制作したアニメーション作品で国内の賞を獲得するなど、
学生時代より積極的に創作活動を行う。
卒業後、(株)ロボットに入社し、CMディレクターとして数々の作品を演出。
ジャンルを問わず、様々な手法のアニメーション作品を手がける傍ら、CM演出、
キャラクターデザイン、シナリオ、絵本、イベントプランニングと活動の幅を広げている。

もりやすじ・ドラネコネクタイ 2011. 05. 08

もりやすじ画集・出版記念制作(完売)

1993年9月に発売された画集出版の記念に制作されました。


販売は濃紺のみで、茶色はもりさん一周忌の記念品です。
シルク製

ワンポイントでドラネコが縫い込まれています

もりやすじ・ドラネコパスタ皿 2011. 05. 08

もりやすじ画集・出版記念制作(完売)

1993年9月に発売された画集出版の記念に制作されました。

直径 約23cm
制作:富士陶園(愛知県瀬戸市)

古川タク 2011. 05. 08

アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家。
1941年、三重県に生まれる。在学中に、ノーマン・マクラレンや久里洋二の作品に出会う。63年に久里洋二実験漫画工房入社、アニメーションの技法と思考を学ぶ。70年に独立してタクン漫画BOXを設立。69年より『牛頭』(第7回アヌシー映画祭入賞)を始めとしてシンプルな短編アート・アニメーションの傑作を次々に発表している。
イラストレーターとしても、67年に椿近代画廊で初めての個展を開き、画集『ザ・タクンユーモア』(79年、第25回文芸春秋漫画賞)ほか、数々の画集・絵本を著す。
NHKのテレビ「みんなのうた」のアニメーション、CMアニメーションなどで幅広く活躍。
日本アニメーション協会会長。自称、日本一のマイクロぜんまい玩具のコレクター。

DVD タクン・フィルムズ 2011. 05. 08

著名なイラストレーターであり、井上陽水などのアルバムのビジュアル・デザイナー、小島武氏にジャケット・デザインをして頂きました!とてもおしゃれなブックレットになりました。なんと解説もオールカラーの全20P。豪華版です。

  • 古川タクのアニメーション18作品を完全収録!ニュー・デジタル・マスター版
  • スペシャル映像①プロフィール「バイオグラフィカリカチュア」3分
  • スペシャル映像②ロング・インタビュー「Interviewoon」40分
  • 静止画ギャラリー101点(オブジェ、絵本などのアートワーク/スライドショー機能付き)

古川タク・プロフィール

3)「ヘッド・スプーン」

6)「驚き盤」

7)「コーヒー・ブレーク」

10)「スピード」

11)「スリーピー」

15)「カリグラフィティー」

17)「ダイレクト・アニメーション」

18)「ターザン」

収録作品
1)「牛頭」Oxed-Man 1968 16mm 4min.
2)「ニューヨーク・トリップ」New York Trip 1970 16mm 5min.
3)「ヘッド・スプーン」Head Spoon 1972 16mm 5min.
4)「ナイス・トゥー・シー・ユー」Nice To See You 1975 3min.*サイレント
5)「美しい星」Beautiful Planet 1974 35mm 5min.
6)「驚き盤」Phenakistiscope 1975 35mm 5min.
7)「コーヒー・ブレーク」Coffee Break 1977 35mm 3min.
8)「モーション・ルミネ」 Motion Lumine 1978 16mm 3min.
9)「コミックス」Comics 1979 16mm 3min.
10)「スピード」Speed 1980 35mm 5min.
11)「スリーピー」SLEEPY 1980 35mm 6min.
12)「ポートレート」Portrait 1983 16mm 5min.
13)「鳥」The Bird 1985 16mm 3min.
14)「マック・ザ・ムービー」Mac The Movie 1985 16mm 3min.
15)「カリグラフィティー」Calligraphiti 1982 35mm 5min.
16)「プレイ・ジャズ」Play Jazz 1987 16mm 5min.
17)「ダイレクト・アニメーション」 Direct Animation 1987 35mm 1min.
18)「ターザン」TarZAN 1990 35mm 6min.


もりさんのヒルダ 2011. 05. 08

「太陽の王子ホルスの大冒険」を公開時に観た僕の世代は、みなヒルダにイカレてしまった。それは可愛いとか萌えとかいうものとは断じて違う。二次元の作られたものではなく、考え行動する、そして主張を持った一人の人間を感じて、忘れられない実在の人物となったものなのだ。

2011年3月21日日本テレビ系列で放送された「スタジオジブリ物語」の中で、宮崎さんはこう言っている。

「僕らが想像もしてなかったものを高畑勲はやろうとしていて、それに応えたのは森康二(さん)しかいなかったんですね。ヒルダが(雪狼に襲われるシーンで)フレップという子供と熊を自分の首飾りを与えて逃して見送る姿を見た時は、凍りつきましたからね。こんな映画を作っていたんだと。初めて観たって感じでね。ショックでした。」

また、高畑勲さんも「もぐらの歌」の解説でこう記している。

「吹雪のシーンの森さんの作画について、ぼくは別のところに書いたのでもう繰り返す事はしないが、そのパトスの表現はまさに鬼気迫るものがあったと自分の作品であっても恥ずかし気もなく断言したい。森さんの描くヒルダは他の誰のともちがっていた。森さんのヒルダだけが本当のヒルダだった。前にも書いたが、首つきからしてちがっていた。森さんからのおそろしいばかりのエネルギーを全身にみなぎらせていた。」

僕らの仲間はみなこれまでに何十回と「ホルス」を見ているが、それぞれがこのヒルダに心を奪われた瞬間、あの時こそアニメーションに魅入られた時ではないかと思う。

この技は悪魔のものではないかという気がして、ゾっとしたものだ。並の人間の描けるものではないと今でも思う。戦慄というほどに感動したこの喜びは生涯、アニメーションの素晴らしさを身体の中から教えてくれる。もりさんのアニメーションは本当に恐ろしい。(なみき)

アーカイブのご利用 2011. 05. 08

アニドウでは、明治、大正、昭和時代の貴重な記録映像のフッテージを主にテレビ番組の制作に利用する為にお貸出ししています。

アーカイブご利用について (2011.5.8)

  • まず、電子メール、電話などで題材をお問合せ下さい。filmアットマークanido.comまたは電話03-5761-8924まで。
  • 検索は無料です。2、3日でご返事します。
  • ベーカムの受け取りはご来社下さい。※バイク便などでお送りすることは致しません。返却は郵送で可能。
  • 放送後「使用報告書」で、使用秒数をご報告下さい。請求書を発行します。(番組同録映像 DVD-Rを同封)
  • 資料協力「アニドウ・フィルム」を表示して下さい。 (エンドロールまたは貸出映像表示中)
  • 二次使用、DVD化、BS放送、オンデマンドは可能です。(別途料金)
  • 料金表はお問い合わせ下さい。
7月の展覧会について 2011. 05. 08

この夏、東京駅の真ん前、丸の内オアゾにある丸善で、もりやすじさんの原画展覧会が開催されます。アニメーションの神様と呼ばれる名匠の珠玉のイラストを一挙公開いたします!

【会期】2011年7月27日(水)→8月2日(火)

【時間】午前9時~午後9時※最終日は午後5時閉場

【会場】丸善・丸の内本店(オアゾ) 4階ギャラリー 入場無料

●童画、絵本や幼児のための雑誌に掲載されたイラストレーションの原画を展示します。

●貴重なイラストのピエゾグラフ(デジタル版画)を今回特別に販売します。(ご遺族による限定証明書サイン付き)

●もりさんと縁の深い方々にイラストレーションを描いて頂き、そのオリジナル原画を特別販売いたします。
【ご協賛いただいた先生方】
小田部羊一、ひこねのりお、古川タク、さべあ のま、名倉靖博、ふくやまけいこ(敬称略、順不同)

●7月31日(日)13時よりトークショー(入場無料)
小田部羊一×ひこねのりお 「弟子二人によるおもしろ対談!」

●展覧会のための図録ができました!カラー図版多数収録の120P。頒価2100円(税込)

●画集、Tシャツ、絵本などこれまでのもりさん関連グッズを販売します。

●新しく、ピンバッジ、ソフビ人形、ポストカードなどもりさんの関連グッズを発売します。

●また、1993年の伝説のトークショーを映像記録として残したDVD「もりやすじのアニメーション世界を語る」を会場内で上映します。ひこねのりおさん、坂本雄作さん.小田部羊一さん、奥山玲子さん、高畑勲さん.大塚康生さん、金田伊功氏、友永和秀氏のトークともりさんの肉声、笑顔が収録されています。

セロ弾きのゴーシュ・小皿セット 2011. 05. 07

「セロ弾きのゴーシュ」のキャラクターがそれぞれ描かれています。
焼き込まれているキャラクターは、ゴーシュ、かっこう、ねこ、たぬき、ねずみの親子の5種類です。


原画:才田俊次
直径 約12cm
制作:富士陶園(愛知県瀬戸市)

映画「セロ弾きのゴーシュ」の原画を一人で描いた才田俊次氏のイラストをそのまま使っています。
絵柄は当時のPR誌「カッコー通信」に載せられた挿絵などからとりました。

フリップブック 2011. 05. 07

アニドウ特製のパラパラ漫画帳です。日本アニメのパイオニア、政岡憲三の「すて猫トラちゃん」と2004年アニドウ製作「にほんまんがえいがはったつし」、新旧二本の傑作名場面をパラパラまんがにしました。2005年の「日本漫画映画の全貌」神戸展開催を記念して製作されたものです。

フリップ・ブック・セット
「すて猫トラちゃん」+「にほんまんがえいがはったつし」

映画祭への協力 2011. 05. 06

アニドウはこれまで海外の映画祭を視察するかたわら、様々なかたちで協力してきました。
そのうちの一つに特別プログラムや展示による日本のアニメーションの紹介があります。

責任編集:宮崎駿「もりやすじの世界」 2011. 05. 06

アニドウ発行の「もり画集」の前に、出版された画集に二馬力発行 の「もりやすじの世界」がある。責任編集:宮崎駿ということで、1992年の2月に刊行されたB4判の大きな立派な本だ。保育園などを対象にしたカット集などを除いて、もりさんの画業をまとめたものとしては世界最初の出版物として記録されるべきものだ。宮崎さんの個人事務所二馬力発行 ということは、宮崎さんの決断と負担で出版されたということで、宮崎さん自身のもりやすじさんへの大いなる敬愛を示すものとしても、記憶したい出版物だ。責任編集とはいえ実際を宮崎さんがやるわけではなく、COMやファニーなどのベテラン石井文男氏に編集を頼み、さらに現場のあれこれをライターの松野本 和弘くんをアシスタントに制作されたもの。(松野本くんはこの後「日本漫画映画の全貌/図録」などいくつかのアニドウの出版に協力してもらうことになった。) この本の編集がはじまった時点で先行していたアニドウの「画集」企画は一時ストップし、もり家からお預かりしていた原画(絵本のセル原画、ブンブンブキーのスケッチなど)を全て返却することとなった。この資料に、池田宏監督の資料(どうぶつ宝島のキャラクタースケッチなど)を加え、さらに自伝「もぐらの歌」を掲載することで、この「もりやすじの世界」は綴られている。もりさんの全業績を表すには、なんとしても材料が少ないことがあきらかなことが見てとれる。それはそれまでほとんどの出版社が原稿を返す習慣がなく、もりさん自身も作品に恬淡となさっていたことが原因なのでしょうがない。
それまでのろのろと進めていたアニドウの編集と違って、この宮崎版はあっという間に完成した本の出版記念会が吉祥寺の当時のジブリスタジオの隣のレストランで開催されることになった。ただでさえ少なかった原稿を返却してしまったので、僕はがっかりしつつ複雑な気持ちで参加したけれど、もりさんの喜ぶ笑顔を見て本当にうれしかったし、このもりさんの笑顔のためだけに宮崎さんはこの出版を決意したのだと、解ったのだった。もりさんの全業績など一冊の本などでは表せないことを知っている人からみれば、材料が足らないなどと愚痴を言う必要もないのだ。まことに我ながら小人だなあ、と反省しつつ「アニドウの本はどうするの?」と小田部さんに聞かれた時には、奮然として「一から作りますよ!」と挑戦的な宣言をしてしまって反省のかけらも見せないのは我ながら困ったことだ。 実は、もりさんの体調が思わしくないということは近しい関係者はみな知っていた。僕も半年あまり前に聞かされていた。万一の時が近いかもしれない、ということでアニドウ版の画集も急いで制作するかと考えたけれど、どうがんばってもやっつけ仕事になってしまうので断念することにした。画集は宮崎さんにおまかせしよう!僕はその代わりに関係者がもりさんを讃えるイベントをしよう、と頭を切り替えることにした。そして、出版記念会の翌月に日仏会館を借りて「もりやすじのアニメーション世界を語る」を開催したのだけれど、それはまた別な話。(なみき)

協力番組 2007-2010(一部) 2011. 05. 05
協力番組 2004-2006(一部) 2011. 05. 05
小田部羊一 2011. 05. 05


1936(昭和11)年9月15日台湾台北市で生まれる。 1959(昭和34)年、東京芸術大学美術学部日本画科卒業。同年東映動画株式会社へ入社。 アニメーターとして森康二、大工原章、楠部大吉郎の下で研鑽を積む。1963(昭和38)年同僚の奥山玲子と結婚。「風のフジ丸」「ハッスルパンチ」など初期のテレビ番組をはさみ、劇場長編映画「わんぱく王子の大蛇退治」(1963)「太陽の王子ホルスの大冒険」(1968)「長靴をはいた猫」(1969)などの主要な名作で活躍する。1969(昭和44)年の「空飛ぶゆうれい船」で初の劇場作品の作画監督となる。1971(昭和46)年の「どうぶつ宝島」では、”波”のデザインを担当し原画でも活躍する。同年、東映動画を退社し、大塚康生の招きで企画中の「長くつ下のピッピ」を制作すべく、高畑勲、宮崎駿と共にAプロダクション(後のシンエイ動画)へ移籍する。この作品は中止となったが、同社では「パンダコパンダ」(1972)、「赤胴鈴之助」(1972)の作画監督をつとめる。以後も、ズイヨー映像、日本アニメーションなどのスタジオにおいて、「アルプスの少女ハイジ」(1974) 「母をたずねて三千里」(1976)のキャラクターデザイン・作画監督として、高畑勲、宮崎駿、夫人の奥山玲子らとともに常にメインスタッフとして活躍し、「世界名作シリーズ」を軌道にのせた。

1979(昭和54)年には古巣、東映動画に招かれ「龍の子太郎」のキャラクターデザイン・作画監督を担当、新しい作風を求め、さらに東京ムービー(現トムスエンタテインメント)で「じゃりン子チエ」(1981年) のメインスタッフもつとめてさらなる新風を起こすなど、常にアニメーション史に残る名作にその名を刻む。 宮崎作品「風の谷のナウシカ」(1984)、高畑作品「火垂るの墓」(1988)では短いながら重要なシーンの原画を担当。 1985(昭和60)年からは東京デザイナー学院アニメ科で講師として後進の育成にあたりながら、任天堂開発部に勤務し、「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」シリーズを監修した。2003(平成15)年には、連句アニメーション「冬の日」に奥山玲子と参加。2005(平成17)年より飛騨国際メルヘンアニメコンテスト審査委員長をつとめ、2007(平成19)年からは東映アニメーション研究所の講師も兼任している。

映画祭プログラム03 「政岡憲三 作品選」 2011. 05. 05

申し訳ありません、このコンテンツはただ今 English のみです。

映画祭プログラム02 アニマ・ムンディ2001/アヌシー1999「日本の古典アニメーション」 2011. 05. 05

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