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10月14日の「開運！なんでも鑑定団」では政岡憲三さんの紹介VTRがコンパクトにまとめられ良く出来てきたと好評です。資料(FILM1/24他)を提供した甲斐がありました。これが放送された意義は大きいと思います。結果としての金額やアニドウの怪しい鑑定士なみきはさておき、ネットで見る限り「初めて知った」との反響に喜びました。「桜」のコンテやトラちゃんの原画などクローズアップで放送されたようで(スタジオではわからないので）「政岡さんの描いた線に驚いた」といううれしい感想もみかけました。鑑定前に、話だけがあった時に原画もあると聞き、それも出品してほしいと御願いした経緯があります。番組として取り上げてもらうかどうかという段階で僕が寄与出来たことが、光栄なことだと思います。出演したことなどはその余計な付録のようなものです。放送の好評を受けてもなお道は遠いとも思いますが、まずは第一歩です。これからも政岡さんの偉業を広報していきたいと思うのです。これまで30年間は絶え間なくやってきたつもりですけれど。

見よ！日本長編漫画映画の伝説を!!

いまや東映アニメーションと名を変えているけれど、私たちの世代ではやはり「東映動画」と呼ぶ方がしっくり来ます。なんといっても「東洋のディズニー」ですから。その重要建築物であるスタジオ本体が解体されるというので、最近になって写真家南正時さんと一緒に数回訪れる機会を得ました。そして、その際に、東映動画の元アニメーター、撮影監督であり同時にアニドウの設立者の一人でもある相磯嘉雄さん、大塚康生さんと話す中で、もっと多くのOBに呼びかけてみようとなりました。11月12日に予想を超えて30人近くの方に参集して頂きました。監督、アニメーター、撮影、仕上げなどの歴戦の「伝説」的な方々が一同に開始、東映動画スタジオを「見学」の後には、最長老大塚康生さんを中心に、隣のOZにあるレストランで小宴を開催しました。一般にはどうか知りませんが、アニドウにとってはまさに歴史的な一日でした。（撮影：金子由郎）

あまりに歴史的なので、関係者だけに配布する小さな写真集にまとまる予定です。