「コバヤシオサムのアニメ道(みち)×11」にアニドウ協力 2016. 04. 25
Photo:Namiki
「コバヤシオサムのアニメ道(みち)×11=アニメーター大塚康生の世界」にアニドウ会長は出演しました。(というか脇から写真を撮っていた?)
これは演出、アニメーターとして活躍する小林治(若い方)氏が主宰するトークセッションシリーズ。今回は「大塚康生の機関車少年だったころ」(クラッセ)の刊行を記念して、最長老大塚さんを特別ゲストに迎えたもの。他に同書の責任編集者・鉄道写真家の南正時さん、表紙絵(二原)を担当した「ルパン三世」総監督の友永和秀、漫画家・アニメーターの貞本義行さん、監督の田中達之さんたちとともに、なみきは登壇して、大塚さんを迎えました。
会場は阿佐ヶ谷パールセンターのロフトA。満席でした。
「大塚康生の機関車少年だったころ」出版記念会を開催 2016. 04. 16
4月16日、西荻窪ササユリカフェにて関係者を集めて「大塚康生の機関車少年だったころ」の出版記念パーティを開催しました。僭越ながら幹事を不肖なみきが務めました。
ご参加頂いたのは主賓の大塚 康生・文枝様ご夫妻を筆頭に、「ムーミン」「1st ルパン三世」のディレクターおおすみ正秋監督、高畑勲監督ご夫妻、「長靴をはいた猫」の矢吹公郎監督ご夫妻、「ガリバーの宇宙旅行」「フランダースの犬」の黒田 昌郎ご夫妻などいずれも東映長編の重鎮の方々がご参加。アニメーターでは、アニドウ元会長でもある相磯嘉雄をはじめ、小田部羊一、月岡貞夫、坂野隆雄ご夫妻、ひこねのりお、野田卓雄、村松錦三郎、オープロの才田俊次、最新ルパン総監督でもある友永和秀、北島信幸、服部圭一郎の面々が来場してくれました(敬称略)。
「大塚康生の機関車少年だったころ」アニドウで発売開始! 2016. 04. 16
ANIDO Web Shopで発売開始!
2016年4月20日 公式発売
A5判192ページ(うち巻頭16ページカラーグラビア) 2000円+税
著者 大塚康生
責任編集 南正時(鉄道写真家)
発行 (株)クラッセ 代表取締役: 富田康裕
〒206-0002 東京都多摩市一ノ宮4-17-1
寄稿 おおすみ正秋 高畑勲 なみきたかし
ISBN4-902841-20-6 C0074
(内容)
日本のアニメーション界に燦然とその足跡を残す伝説のアニメーター大塚康生は、「太陽の王子ホルスの大冒険」や「ルパン三世」を創った巨匠である。高畑勲、宮崎駿、小田部羊一等と共に、数多くの名作生んできたことは、そのままアニメーションの歴史と言えるでしょう。
その大塚が十代の頃に描いた蒸気機関車のスケッチと戦後まもなく撮影した貴重な写真が再発見され、それを鉄道写真家として著名な南正時が責任編集としてここにまとめました。南はかつて大塚の在籍したAプロダクションに勤務し、アニメーション制作上も、そして蒸気機関車少年の先輩としても深く師事し、鉄道写真家としての独立を大塚の勧めによるところ大だったのです。
40年前のその出会いが、現在奇跡のコラボとして結実し、蒸気機関車の魅力がよみがえることになりました!
他にも本書には、二人の座談会の採録と、縁の深い方々の寄稿文が掲載されています。
寄稿者はおおすみ正秋(「ムーミン」「ルパン三世」監督(1st前半))、高畑勲(「アルプスの少女ハイジ」「かぐや姫の物語」監督)、なみきたかし(オープロダクション代表)。

撮影:なみきたかし

表紙画は大塚さんがラフ原画を描き、それを友永和秀氏が原画および彩色したもの。大塚さんも大満足。


撮影:金子由郎