奥山玲子の世界–黎明–好評でした。 2019. 07. 05
Anido Exhibition mini 07 <「なつぞら」放送記念>
日時:2019年7月19日(金)~29日(月)12:00~20:30 (最終日29日は19:00まで) 火・定休
会場:一日(吉祥寺)(〒182-0004武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F)TEL:0422‐27‐5990
主催:アニドウ
常に長編アニメーションのトップアニメーターとして半世紀にわたり活躍した奥山さん。その才媛の生み出した原画、デザイン画、などを余すところなく集めた画集が今秋の完成を目指して編集中です。完成を前にその多彩な絵柄をお楽しみください。
トークイベントは延期になりました。


奥山 玲子(おくやま れいこ)

1936年10月26日 宮城県仙台市生まれ。1957年に東映動画に入社し、「白蛇伝」の動画を担当。

スタジオでは常に女性アニメーターのリーダー的存在として腕を振るう一方、労働組合の活動にも積極的に参加し、女性の処遇改善や合理化阻止を掲げて闘う闘士でもあった。「太陽の王子 ホルスの大冒険」「長靴をはいた猫」などの原画、「海底3万マイル」の作画監督(共同)など、長編やテレビシリーズの作画監督・原画を歴任。「にんぎょ姫」では女性初の長編作画監督を単独で担った。1976年に東映動画を退職した後、日本アニメーションで「母をたずねて三千里」で作画監督補佐などを務める傍ら、東京デザイナー学院アニメーション科の講師を務めて若手を育成した。

1990年代以後は銅版画作家としても活動し、新境地を開いた。2007年5月6日に死去。