アニメーション研究家 望月信夫氏が逝去
「世界アニメーション映画史」の著者である望月信夫氏が逝去されました。
アニメーション研究の第一人者である故人のご冥福を祈ります。まことに残念です。
葬儀は、下記の通り執り行われます。
通夜 12月19日(月) 18時より
はなぞの会館 清閑町(静岡市葵区清閑町6-4 電話054-266-4141)
葬儀 12月20日(火) 15時より
大正寺(静岡市駿河区大谷3660-1)
喪主 望月弥生
施主 望月 卓
献花・供物の用命は(株)はなぞの 054-252-2495まで
望月信夫:
1949年静岡市生まれ。日本ユニシス(株)のエンジニアを経て、国家公務員に。静岡大学付属図書館に長く勤務し、コンピュータの導入に辣腕をふるう。 1968年(昭和43年)には伴野孝司氏と共に、静岡アニメーション研究サークル“しあにむ”を結成。数々の上映会を開催する一方、アメリカ漫画映画、特にテックス・アヴェリーの作品を中心に研究する。月刊アニメージュ誌上に伴野氏と共著で「世界アニメーション映画史」を連載、後にアニドウより単行本として1986年に出版。アニドウ会誌FILM1/24やキネマ旬報などに執筆を続ける一方、アヴェリー本人から贈られたイラストを掲げてインターネット上でアニメーション・データベースのホームページを開設するなどいち早くコンピュータを活用し、研究を進めた。
アニメーションの他の趣味は映画一般、巨人戦応援、クラシック観賞。
2011年12月18日、病没。