「人形と生きる〜川本喜八郎の世界」パリで公開!
アニドウが制作したドキュメント映像「人形と生きる」がいよいよ3月25日夜に、パリのForum des imagesで公開されます。23日から三日間開かれる川本作品特集の中のプログラムです。ゲストは、ユーリ・ノルシュテイン監督。彼が川本さんにオマージュをささげる形でこのプログラムは進行します。なみきたかし”監督”は、参加する予定でしたが、東京国際アニメフェアの荷運びのために断念しました。残念です。
本作品について:
この記録映像は巨匠、川本喜八郎の心髄に迫る、唯一のドキュメンタリー映像です。
1999年9月開催の三越名人会で、その幻の舞台パペットショウが27年ぶりにたった一回だけ復活しました。
この抱腹絶倒の舞台を記録に残そうとしたドキュメントがこの映像です。
「三国志」などの人形パレード(部分)に加え「世間胸算用近頃腹裏表」「ひともみがきてのちにこそ」等の爆笑パペットショウ4篇を完全収録しました。
川本喜八郎氏へのインタビュー、彼の稽古の様子を目の当たりに見て、彼のマジックの秘密も明らかにしようとする作品です。さらに彼を支えるスタッフ、人形を操るマスターたち操演者たちにスポットをあて、川本邸での練習、舞台での通し稽古、そして本番を通じての素顔と人形にかける情熱を追いました。