「望月信夫遺稿集」発売しました
「望月信夫遺稿集」(A5判32ページ)が、完成しました。500円。薄い冊子ながら「テックス・アヴェリー論への試み(FILM1/24 No.13&14掲載)」など読み応え充分です。追悼文寄稿は伴野孝司さん、なみきたかし。
予定より早く完成しましたので上映会場に先行してAnido Web Shopの発売を開始しました。」
【収録内容】
HELL-BENT FOR ELECTIONについて(しあにむ第7号)
ロング・グッド・リサーチメント テックス・アヴェリー探索記(月刊しあにむ第9号)
アヴェリー試論PART2 “ハマチュア・ナイト”について(月刊しあにむ第9号)
テックス・アヴェリー論への試み(FILM1/24 No.13&14)…他
【仕様】
A5判 32ページ+表紙(本文モノクロ/表紙カラー)
2012年3月25日発行
【製作】
著者:望月信夫
編集・デザイン:なみきたかし
発行:アニドウ・フィルム
【望月信夫プロフィール】
1949年静岡市生まれ。静岡大学付属図書館に勤務する一方、1968年(昭和43年)に静岡アニメーション研究サークル“しぁにむ”を結成していた伴野孝司氏と共に、数々の上映会を開催する。アメリカ漫画映画、特にテックス・アヴェリーの作品を中心に研究し、「月刊しあにむ」など会報に論文を次々に発表。アニドウの機関誌「FILM1/24」誌上でも多くの論文を寄稿する。同じく学究肌の伴野氏と共同執筆でアニメージュ創刊後より「アニメーションの歴史」を連載。後に「世界アニメーション映画史」(アニドウ刊)として発表する。「キネマ旬報」などにも執筆を続けていたが、惜しくも2011年12月18日に病没。