謹賀新年 2025
明けましておめでとうございます。変わらずご活躍のことと存じます。
さて、アニドウのミュージアム建設計画は長野県南部を候補地に定め、進展を図っています。ささやかな関連企画として1月に展示会「なみきたかしのどうらく宝島2」を開催しました。
オープロの仕事としては「ちびまる子ちゃん」に加え、さまざまな作品の作画を担当しました。「セロ弾きのゴーシュ」の上映も絶えることなく3月には新潟国際アニメーション映画祭他で上映されるだけでなく、いよいよ世界に飛躍し北米を中心に近く公開される予定です。6月には日本外国特派員協会(FCCJ)廊下ギャラリーにて場面写真の展示も行いました。8月にはスタジオロビン様の紹介で狛江泉の森会館でもゴーシュのセル画展が開催されました。
出版でも慶事があり一昨年に出版した『TAKUPEDIA』(古川タク著)が第53回日本漫画家協会カーツーン部門大賞を受賞しました。これを記念して10月に工芸大学で展示とトークショーを開催しました。
厳密にはアニドウの主催ではありませんが構成をなみきが担当した「輝け! G9+1、アニメーションの巨匠たち」は近年最大のイベントとなりました。杉並公会堂大ホールに1000人近い観客を集め、10人の超ベテランのみなさんの新作「As Time Goes By」のプレミア上映を行いました。また島健カルテットのジャズコンサートも組み入れて開催することができました。
老齢化に負けず本年も昨年同様、多彩な活動をつづける所存です。
みなさまにとっても実り多き一年になりますようにお祈りしております。
なみきたかし
(イラストレーション:もりやすじ/賀状提供:島田貴子)